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今日の一日一論点と明日から講義再開 [一日一論点]



  復習 一日一論点(カテゴリー別・リンク)


 おはようございます!

 昨日は、かなり暑かったですね。。

 7月までは割と涼しかった分、8月は一気に暑くなっ
ていますよね。

 暑すぎるときは外出を控えたり水分をしっかり摂る
なりして、きちんと対策しましょう。

 では、今日の一日一論点です。


(一日一論点)刑法

 やむを得ずにした行為として正当防衛が成立するた
めには、防衛行為が侵害に対する防衛手段として相当
性を有するものであれば足り、防衛行為によって生じ
た害が避けようとした害の程度を越えた場合でも、正
当防衛は成立しうる(最判昭44.12.4)。


 今回の一日一論点は、珍しく刑法ですね。

 刑法は、判例中心の出題が多いので、出題されやす
いテーマの判例はよく確認しておきましょう。

 以下、過去問です。

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(過去問)

Q1
 法律主義及び事後法の禁止から類推解釈の禁止が導
き出され、被告人にとって利益、不利益を問わず、法
律が規定していない事項について類似の法文を適用す
ることは許されない(平9-23-オ)。

Q2
 Aは、Bの頭部等を多数回殴打するなどの暴行を加
えて脳出血等の傷害を負わせた上で、路上に放置した
ところ、その傷害によりBが死亡したが、Bの死亡前、
たまたま通り掛かったCが路上に放置されていたBの
頭部を軽く蹴ったことから、Bの死期が早められた。
この場合において、Aの暴行とBの死亡の結果との間
には因果関係がないから、傷害致死罪は成立しない
(平25-24-エ)。

Q3
 Aは、Bが旅行に出かけている間に、B宅に侵入し
て金品を盗もうと考え、深夜、侵入に使うためのドラ
イバーなどを準備してB宅の前まで行ったが、Bが金
品を盗まれて落胆する姿を想像し、それがかわいそう
になって、B宅に侵入することなく帰宅した。この場
合、Aには、窃盗罪の中止未遂が成立する
(平27-25-オ)。

Q4
 女性であるAは、人通りの少ない夜道を帰宅中、見
知らぬ男性Bに絡まれ、腕を強い力でつかまれて暗い
脇道に連れ込まれそうになったため、Bの手を振りほ
どきながら、両手でBの胸部を強く突いたところ、B
は、よろけて転倒し、縁石に頭を打って、全治1週間
程度のけがを負った。この場合において、AがBを突
いた行為について、正当防衛が成立する(平25-25-
ウ)。

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