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債権編に突入! [司法書士試験・民法]


 おはようございます!

 昨日、6月7日(日)は、1年コースのみなさんの
民法の講義でした。

 みなさん、お疲れさまでした!

 昨日から、いよいよ債権編に入りました。

 昨日の講義では、午前と午後を通じて、売買と賃貸
借を中心に解説しました。

 売買では、主に担保責任が重要ですがが、ここは、
改正で大きく変わったところです。

 もちろん、過去問がまだありませんので、こういう
ところこそ、でるトコをフル活用してください。

 まずは、担保責任の制度趣旨をよく理解することが
大事ですね。

 そして、履行の追完請求権の内容、代金減額請求の
内容を整理していってください。

 次に、賃貸借は、売買と並ぶかそれ以上に、債権編
では頻出のテーマです。

 改正によって、条文も変わったり追加されたりして
います。

 条文を丁寧に読みながら、じっくり復習を繰り返し
ていってください。

 では、過去問です。

 売買については、でるトコで復習してください。

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(過去問)

Q1
 Aは、その所有する甲土地をBに賃貸し、Bが賃借
権について対抗要件を具備した後に、Cに対して甲土
地を譲渡した。この場合、Aが有していた賃貸人たる
地位は、賃借人のBの承諾がなくても、当然に譲受人
のCに移転する(平28-18-イ)。

Q2 
 Aが自己所有の甲建物をBに賃貸して引き渡した場
合において、Aが甲建物をCに譲渡したが、まだCが
甲建物について所有権の移転の登記をしていないとき
は、Bは、Aに対して賃料を支払わなければならない
(平18-19-ア)。

Q3
 Aは、その所有する甲土地をBに賃貸した。その後、
AからCへの甲土地の譲渡に伴ってAの賃貸人たる地
位がCに移転し、AからCに対する所有権の移転の登
記がされたときは、BがAに対して交付していた敷金
は、敷金契約を締結した相手方であるAに対して請求
する(平28-18-オ)。

Q4
 原賃貸人の承諾を得て建物の転貸借が行われた場合
には、転借人は、原賃貸人に対し、雨漏りの修繕など、
建物の使用及び収益に必要な行為を求めることができ
る(平23-18-ア)。 

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