昨日の講義の急所と今日から6月! [司法書士試験・民法]
復習 民法(カテゴリー別・リンク)
おはようございます!
昨日、5月31日(日)は1年コースのみなさんの民
法の講義でした。
みなさん、お疲れさまでした!
昨日は、午前の講義では根抵当権、午後の講義では
質権と留置権を解説しました。
根抵当はかなり重要なテーマなのですが、本番は不
動産登記法です。
とはいえ、相続の問題や元本確定事由などは、今の
うちからよく復習はしておいてください。
それ以外ですと、やはり留置権ですね。
留置権はよく出ますから、ここを優先的に復習して
おくといいですね。
また、留置権は条文も大事です。
しっかりと条文も確認するようにしてください。
では、過去問です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(過去問)
昨日、5月31日(日)は1年コースのみなさんの民
法の講義でした。
みなさん、お疲れさまでした!
昨日は、午前の講義では根抵当権、午後の講義では
質権と留置権を解説しました。
根抵当はかなり重要なテーマなのですが、本番は不
動産登記法です。
とはいえ、相続の問題や元本確定事由などは、今の
うちからよく復習はしておいてください。
それ以外ですと、やはり留置権ですね。
留置権はよく出ますから、ここを優先的に復習して
おくといいですね。
また、留置権は条文も大事です。
しっかりと条文も確認するようにしてください。
では、過去問です。
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(過去問)
Q1
不動産質権の設定は、抵当権と異なり、現実の引き
渡し、簡易の引き渡し、占有改定などの方法によって
債権者に目的物を引き渡すことによって効力を生ずる
(平20-13-イ)。
Q2
Aからその所有するカメラをBが借りていた場合に
おいて、CがBからそのカメラの修理を有償で依頼さ
れ、その引渡しを受けたときは、Cは、Bに対する修
理代金債権に基づくそのカメラについての留置権を主
張して、AのCに対するカメラの引渡請求を拒むこと
ができない(平27-12-イ)。
Q3
A所有の甲土地をBがCに売却して引き渡した後、
甲土地の所有権を移転すべきBの債務が履行不能となっ
た場合、Cは、履行不能による損害賠償請求権に基づ
く甲土地についての留置権を主張して、AのCに対す
る甲土地の引渡請求を拒むことができる(平27-12-
ウ)。
Q4
AがB及びCに対して土地を二重に譲渡し、Bが当
該土地を引き渡したが、Cに登記名義を移転した場合
において、CがBに対して当該土地の引渡しを要求し
たときは、Bは、Aに対する損害賠償請求権に基づい
て、当該土地について留置権を主張することができる
(平22-12-ア)。
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不動産質権の設定は、抵当権と異なり、現実の引き
渡し、簡易の引き渡し、占有改定などの方法によって
債権者に目的物を引き渡すことによって効力を生ずる
(平20-13-イ)。
Q2
Aからその所有するカメラをBが借りていた場合に
おいて、CがBからそのカメラの修理を有償で依頼さ
れ、その引渡しを受けたときは、Cは、Bに対する修
理代金債権に基づくそのカメラについての留置権を主
張して、AのCに対するカメラの引渡請求を拒むこと
ができない(平27-12-イ)。
Q3
A所有の甲土地をBがCに売却して引き渡した後、
甲土地の所有権を移転すべきBの債務が履行不能となっ
た場合、Cは、履行不能による損害賠償請求権に基づ
く甲土地についての留置権を主張して、AのCに対す
る甲土地の引渡請求を拒むことができる(平27-12-
ウ)。
Q4
AがB及びCに対して土地を二重に譲渡し、Bが当
該土地を引き渡したが、Cに登記名義を移転した場合
において、CがBに対して当該土地の引渡しを要求し
たときは、Bは、Aに対する損害賠償請求権に基づい
て、当該土地について留置権を主張することができる
(平22-12-ア)。
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2020-06-01 05:17