年末年始の一日一論点と回転 [一日一論点]
会社法578条本文
設立しようとする持分会社が合同会社である場合に
は、当該合同会社の社員になろうとする者は、定款の
作成後、合同会社の設立の登記をする時までに、その
出資に係る金銭の全額を払い込み、又はその出資に係
る金銭以外の財産の全部を給付しなければならない。
合同会社に関する条文ですね。
これは本文だけなので、ただし書も、各自できちん
と確認しておいてください。
以下、過去問です。
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(過去問)
Q1
合名会社の定款には、その社員の全部を無限責任社
員とする旨を記載し、又は記録することを要しない
(平31-33-ア)。
Q2
合同会社の業務を執行する社員が法人である場合に
は、当該法人の代表者が当該業務を執行する社員の職
務を行うべき者となる(平24-33-イ)。
Q3
合資会社が新たに社員を加入させる場合において、
新たに社員になろうとする者が社員の加入に係る定款
の変更をした時に出資に係る払込みの一部を履行して
いないときは、その者は、当該払込みを完了した時に
当該合資会社の社員となる(令2-32-イ)。
Q4
合名会社を退社した社員は、その退社後に生じた当
該合名会社の債務について、これを弁済する責任を負
わない(平25-34-エ)。
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2021-12-30 05:55