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直前期・6月最後の一日一論点 [一日一論点]



  復習 一日一論点(カテゴリー別・リンク)


 おはようございます!

 今日は6月最後になりますね。

 早速、今日の一日一論点です。


(一日一論点)会社法

会社法346条1項
 役員が欠けた場合又はこの法律若しくは定款で定め
た役員の員数が欠けた場合には、任期の満了又は辞任
により退任した役員は、新たに選任された役員が就任
するまで、なお役員としての権利義務を有する。


 かなり重要な権利義務の規定ですね。

 カッコ書は省いていますので、それを含めて、条文
をよく確認しておいてください。

 では、確認問題等です。

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(確認問題等)

Q1
 監査役の監査の範囲を会計に関するものに限定する
旨の定款の定めを(①)定款の変更をしたときは、監
査役の任期は、その定款の変更の効力が生じた時に満
了する(336条4項3号)。

Q2
 会計監査人は、その任期が満了する定時株主総会に
おいて別段の決議がされなかったときは、その定時株
主総会において(①)ものとみなされる(338条2項)。

Q3(過去問)
 監査役会設置会社においても、指名委員会等設置会
社においても、監査役又は監査委員の各過半数は、そ
れぞれ社外監査役又は社外取締役でなければならない
(平20-34-イ)。

Q4(過去問)
 監査役会は、監査役の中から常勤の監査役を選定し
なければならない。監査等委員会も、監査等委員の中
から常勤の監査等委員を選定しなければならない
(平28-31-イ)。

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A1 ① 廃止する

 任期の途中でも、定款変更により任期が満了するこ
とがあります。

 これは、とても重要です。

 監査役はもちろん、取締役も確認しておきましょう。


A2 ① 再任された

 会計監査人のみなし再任は、記述式の問題ではとて
も見落としやすいです。


 こんな言い方をするのも何ですが、いずれ記述式の
問題をこなすように
なったときに、間違えながら覚え
ていきましょう。


A3 誤り

 監査役会について誤りです。

 監査役会の社外監査役は、過半数ではなく半数以上
です。


A4 誤り

 監査等委員会について誤りです。

 常勤の監査等委員を選定しなければならないとする
規定は存在しません。

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 直前期のみなさんにとっては、本試験までもうあと
少しですね。

 本番当日の準備は、大丈夫でしょうか。

 前日ではなく、今のうちにきちんと準備を整えてお
きましょう。

 当日のエアコン対策も大事です。

 少し寒いと感じたときのために、シャツを1枚用意
しておくことも大切です。
 
 集中できる環境作りは、大事ですからね。

 そして、日曜日に向けて体調も整えていきましょう。

 では、今日も一日頑張りましょう!

 また更新します。

 一人でも多くの方が合格できますように(^^)

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