今日の一日一論点 [司法書士試験・民法]
復習 一日一論点(カテゴリー別・リンク)
おはようございます!
昨日は、23年目標のみなさんのオンラインホーム
ルームでした。
参加していただいたみなさん、ありがとうございま
した。
これからも、ぜひ参加してください。
では、今日の一日一論点です。
(一日一論点)民事訴訟法
民事訴訟法275条1項
民事上の争いについては、当事者は、請求の趣旨及
び原因並びに争いの実情を表示して、相手方の普通裁
判籍の所在地を管轄する簡易裁判所に和解の申立てを
することができる。
今回は、久しぶりの民訴です。
2項以下の条文は、各自で確認しましょう。
以下、過去問です。
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(過去問)
Q1
民事上の争いについては、当事者は、請求の趣旨及
び原因並びに争いの実情を表示して、自己の普通裁判
籍の所在地を管轄する簡易裁判所又は地方裁判所に和
解の申立てをすることができる(平11-5-1)。
Q2
当事者が裁判所において和解をした場合において、
和解の費用又は訴訟費用の負担について特別の定めを
しなかったときは、裁判所は、職権で、その負担の裁
判をしなければならない(平29-2-ウ)。
Q3
訴え提起前の和解が調わない場合において、和解の
期日に出頭した当事者双方の申立てがあるときは、通
常の訴訟手続に移行する(平17-5-エ)。
Q4
訴え提起前の和解の期日に申立人又は相手方が出頭
しないときは、裁判所は、和解が調わないものとみな
すことができる(平29-3-エ)。
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A1 誤り
管轄が間違っています。
正しくは、相手方の普通裁判籍の所在地を管轄する
簡易裁判所です。
今日の一日一論点の条文と照らし合わせて、どこを
どう変形して誤りとしているのかを確認しましょう。
A2 誤り
設問の場合、その費用は、各自が負担します。
裁判所が、職権でその負担の裁判をするのではあり
ません。
A3 正しい
そのとおりです。
急所は、当事者双方の申立てがあるとき、です。
A4 正しい
そのとおり、正しいです。
民訴275条3項です。
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民事訴訟法は、条文を丁寧に確認することがとても
大切な科目です。
これからの直前期、問題を解いた際には、条文もき
ちんと確認するようにしましょう。
そういう地味な作業が、実力に繋がります。
ちなみに、今日は、憲法の講義。
今回で憲法も最終回ですね。
そうすると、残る科目は、刑法のみです。
もうあと一息、頑張りましょう!
では、また更新します。
一人でも多くの方が合格できますように(^^)
2022-03-08 05:54