5月最終日! [一日一論点]
復習 一日一論点(カテゴリー別・リンク)
おはようございます!
今日は5月最終日ですね。
早いもので明日から6月です。
引き続き、頑張っていきましょう。
では、今日の一日一論点です。
(一日一論点)会社法
株主総会の決議の取消しの訴えの提訴原因は、次の
とおりである(会社法831条1項)。
1 株主総会等の招集の手続または決議の方法が法令
もしくは定款に違反し、または著しく不公正なとき
2 株主総会等の決議の内容が定款に違反するとき
3 株主総会等の決議について特別の利害関係を有す
る者が議決権を行使したことによって、著しく不当
な決議がされたとき
株主総会の決議の取消しの訴えは、とても重要なテ
ーマです。
条文もよく確認しておいてください。
以下、過去問です。
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(過去問)
Q1
株主総会の決議について特別の利害関係を有する株
主は、当該株主総会において議決権を行使することが
できない(平11-33-ア)。
Q2
株主は、株主総会の決議の取消しの訴えを提起した
場合において、当該株主総会の決議の日から3か月が
経過したときは、新たな取消事由を追加主張すること
はできない(平22-34-イ)。
Q3
株主総会の決議について特別の利害関係を有する者
が議決権を行使した場合には、株主は、株主総会の決
議の方法が著しく不公正であることを理由として、訴
えをもって株主総会の決議の取消しを請求することが
できる(平18-34-エ)。
Q4
株主は、他の株主に対する株主総会の招集手続の瑕
疵を理由として、株主総会の決議の取消しの訴えを提
起することはできない(平22-34-オ)。
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A1 誤り
特別の利害関係を有する株主も、議決権を行使する
ことができます。
ここは明確にしておいて欲しいですね。
A2 正しい
そのとおり、正しいです。
判例からの出題です。
A3 誤り
提訴の理由が誤りです。
設問の場合、「著しく不当な決議がされたこと」が
提訴原因となります。
「株主総会の決議の方法が著しく不公正であること」
ではありません。
一日一論点の内容をよく確認してみましょう。
A4 誤り
設問に書いてあることを理由として、訴えを提起す
ることができます。
これも、判例からの出題です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
株主総会の決議の取消しの訴えについては、判例も
聞かれたりします。
六法に載ってる判例は、よく確認しておきましょう。
さて、明日から6月ですが、今週あたり延期後の日
程が発表されるといいですね。
引き続き、合格だけを考えて集中していきましょう!
では、また更新します。
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2020-05-31 05:57