本試験お疲れさまでした!現時点の感触 [司法書士試験]
こんばんは。
少し前、本試験会場から帰宅しました。
本試験を受験されたみなさん、まずは、本当にお疲れさまでした!
今夜は、何も考えずにゆっくり休んでください。
まだほとんど情報収集ができていない段階なので、そこはご了承いただければと思います。
現時点での印象ですが、今年は、簡単だったのではないかなというのが、率直なところです。
特に、午前の択一と午後の不動産登記の記述式ですね。
午前の択一でいえば、憲法と刑法が簡単だったのと、民法も簡単だったので、今年は、去年よりは確実に基準点も上がるのではないでしょうか。
個数問題もゼロでしたしね。
民法は、やはりというか、改正に絡むテーマもよく目立った感じです。
総則でも、代理権の濫用や復代理、債権編では詐害行為取消権、契約の解除などなど。
危険負担は出なかったですね。
刑法の自首はかなりの予想外でしたが、何とか得点できる問題でもあったように思います。
ただ、会社法が今年も解きにくい感じでしたね。
ここ近年、問題文が長文化していますし、会社法の難易度を意図的に上げている気はします。
ですので、今年も、会社法での失点はさほど痛くはないのではないでしょうか。
あと、やはりですが、商法の総則は得点させる気は感じませんね(苦笑)
場屋については、オートマには載っていますが、しっかり対策していたかどうかは別でしょう。
個人的には、常識的に考えて・・・という形で何とか得点できた感じではありました。
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午後の択一は、午前に比べると、簡単とまでは言えませんね。
時間との闘いが午後の部でもあるので、どうしても、正確さという点では、午前よりもやや落ちます。
僕も、問題文の読み違いで失点しているものがチラホラありました。
今の感覚では、基準点の個人的な予想としては、午前が28問か29問。
午後が25問か26問くらいじゃないでしょうか。
この点については、今後、報告をいただいた印象でまた前後していくと思います。
記述は、不動産登記法は、かなり易しめだったのではないでしょうか。
むしろ、何か重大な落とし穴があるのではないかと考え込んでしまったほどでした。
もちろん、まだしっかり分析できていない段階なので、あくまでも個人的な印象です。
ちなみに、本番の直前に、受講生さんと実務での話で、太陽光発電と土地の利用のことを話したことがあったのですが、それが出ていてビックリでした。
今回のテーマが、まさにそれだったんじゃないかな。
一方、今年は商業登記ができなかった人、多いのではないでしょうか?
去年が解散で、まさか、今年が継続とはという予想外なところから始まり、社外監査役の社外性を判断させるとは。。
これまでも社外に当たるかどうかの判断は聞かれたことがないに等しいだけに、これは予想外でした。
ここは、僕もちょっと自信がなく、とりあえず、よく検討してみます。
また、ポイントは、会社法113条3項2号でしょう。
公開会社となったことに伴う発行可能株式総数の4倍ルールの適用ですね。
普段から、非公開会社が公開会社となったときのチェックポイントを整理していたら、普通に見抜けたかもしれませんね。
長々と書きましたが、とりあえずの本試験の印象はこんな感じです。
今日受験されたみなさん、改めて、今日は一日お疲れさまでした!
どうか、ゆっくり休んでください。
また更新します。
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ちなみに、私の択一の得点は、午前32、午後30でした。
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2018-07-01 20:49