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司法書士の仕事と司法書士試験 [司法書士のシゴト]

今日は、我が事務所に、来客がありました。
かつて僕が所属していた事務所の先輩にあたる司法書士です。
この人は、とにかく元気(笑)
そのテンションはどこから生まれるの?、というくらいに元気。
こういうパワーは見習わないとな、と思いました。

ところで、今日は、久しぶりに司法書士のおシゴトの話です。
この記事覚えていますか?

未来発見プロジェクト

TAC名古屋校でのイベントで、司法書士の試験科目と実務という観点から話をしました。
余計なコトしゃべっとったせいで、できなくなった話のうちの一つが、建物の明渡しです。
今日の先輩司法書士も、我が事務所に立ち寄ったのは、明渡しの仕事のついでだったとか。
建物明渡しは、比較的、司法書士が関与する確率の高い仕事と思います。

僕が担当したのも、大家さんからの依頼で、賃料不払解除→建物明渡し、という事件でした。
あんまり細かいこと書くと長くなるので、またの機会に書きますけど、賃貸借はまさに司法書士試験でも必須ですよね。
建物明渡し自体は、訴訟→強制執行と続くので、そこは民訴関連ですけど、賃料不払解除はまさに民法の世界ですよね。
ちなみに、建物の明渡しは、民事訴訟法、民事執行法の講義で、それを交えながら話ができるといいなと思ってます。乞うご期待。

賃料不払は、債務不履行ですよね。
履行遅滞になりますが、その解除の要件は大丈夫ですか?
これが、まさに、こうした実務で役に立つのです。
裁判をするためにも、きちんとその手順を踏まないといけないですからね。

それに関連していうと、賃貸借、債務不履行解除、というキーワードから、他にどんな知識が思い浮かびますか?
色々と考えてみると、民法のいい復習になりますよね。
留置権や同時履行の抗弁やら、けっこうあったと思います。
賃貸借、大家さん(賃貸人)というキーワードもいいですね。
色々と思い出してみてください。
「何だっけな~、まっいいか!」で終わらないでくださいね(笑)

本日の1問は、また別の記事で。